就職氷河期世代。
頻繁に問題として取り上げられていますが。
私も就職氷河期のピーク世代です。
でも、今の私である理由は氷河期が原因では無いと思っています。
Contents
経験した色んな会社
確かに「良い会社」に就職出来なかったし、
行くところ行くところ福利厚生は整っていなかったし、
頑張ってもお給料が上がるのには限界があったし。
・社員でも時給の会社
アルバイトとほぼ同じですね;
・普通に休む為に
有給を使わないといけない
・健康診断も無い
・労災の申請も出来ない
「お前ら絶対に怪我すんなよ!」って言われてました笑
・100時間近く残業をしてもお給料明細には「残業時間 : 0時間」って書いてある笑
こんな感じ。
そういう会社で一所懸命働いてきたけど、
自分の場合はそれが氷河期が原因とは思ってないです。
苦労した原因は見通しが甘かったこと
もちろん、氷河期であることが原因で苦労している人もたくさんいると思います。
でも私の場合は原因はそこじゃないかなと思っていて。
学生の時に、仕事に対する考え方や見通しが甘かっただけだと思いますね。
十代の前半は景気が良い時期を経験しているので、
どこかで、
✕ 環境は悪くならない
✕ 努力すれば結果も付いてくる
✕ 何なら努力以上に結果が付いてくる
✕ 仕事に困る事は無い
って、学生時ナメてたし努力してなかったなって思います。
じゃあ氷河期じゃなかったらもっと良い会社に就職出来た?
って聞かれたら、
同じだったんじゃないかな~と思います。
厳しい業界を選んだのは自分
ずっと同じ業界にいますが、
その厳しい業界を選んだのも自分です。
好きな業界を選んだ。
そこも原因ですね。
もちろん好きな事を仕事にすれば辛い時も頑張れるし、やりがいもあります。
でもその仕事を好きな人が入社してくるので、私のいる業界ではお給料の設定も低いです。
低くても好きで働く人がいる。
という事ですね。
製造業はどこも厳しいですしね;
スタートラインが低かった影響はある
もちろん、多くの氷河期世代が言う様に、スタートラインが低い影響はありますね。
社員で雇って貰えないからアルバイトからスタートして、
社員になってもお給料は安くて、
ベースが低いから昇給も少ない。
前職のお給料が基準になるから転職でアップしても知れている。
スタートの大切さ、今頃身に染みて感じます;
それと、自分を安く売る癖が付いている。
これどうでしょうか?
氷河期世代に関わらずこの癖がある人は苦労しやすいと思いますが、
氷河期世代は特に、何とかして仕事を得ようとしてきた世代。
自分を安く売っちゃう人も多いかもしれませんね。
それでも少しずつ良くしてきた
それでも少しずつですが良くしてきたつもりです。
どの会社でも一所懸命仕事してきました。
今ではこの考えが正しいとは思いませんが、
自分の労働力と時間をめいっぱい会社に売ってきました。
色んなタイミングで役に立ちそうなことや自信になりそうな事を勉強したり。
精一杯頑張って、それでも先が見えないと感じたら転職に挑戦してきました。
それで少しずつ、自分なりに良くなってはいるけど、
やっぱりね。
スタートラインの土台が低かったので、良くなっても少しですね^^;
そう考えると、やっぱり氷河期の影響は受けてます笑
でも私の場合一番の理由は、学生時ナメていて努力していなかったから。だと思います。
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良ければ以前の記事もどうぞ☆
↓
会社員のお給料が安い・低い・上がらない理由 /働き方の損益分岐点【書評・要約】
今の若者世代の方が堅実で現実的
今でも頑張れば良くなるんじゃないか
っていう根性論的な考えは残ってます。
性格ですかね笑
若い世代は今はそんな風に考えないかもしれないですね。
良い時を知らないから、考え方もシビアだし、現実的で、お金に対しても堅実だったり。
根性で努力して成果が出る時代じゃないって理解してそう。
第一生命が発表した2022年度なりたい職業ランキングでは、
男女共に中高生のトップは「会社員」だったそうで。
もちろん会社員にも色々ありますから細かい部分は読み解けないですけど。
んーでも高校生ならまだわかるけど、
中学生が「会社員になりたい」はめっちゃ現実的ですね。
もう少し夢を持っても良いのでは…
と思っちゃいました^^;
低いスタートを切った自分がどこまで行けるかな
最近思うのは、
低いスタートを切った自分がどこまで行けるかな
っていうこと。
40代中盤でこんな事言って、
やっぱり現実的じゃないって怒られそうですが^^
でも、人と比べてどこまで行けるかじゃないです。
人と比べたらもうどこにも行けません笑
過去の自分と比べて、どこまで行けるかな
ってこと!
5年後・10年後、
昔の自分を振り返って、ちょっとは前進したなって思いたい。
それだけ!
では!
Kako