帝王学と聞くと、何だか難しい学問でバリバリ仕事している人の為の物、と感じてしまいますが、ここで書かれていることは身近な内容でした。
家庭で、友達関係で、職場で、、人間関係や人生の基盤になるようなもの。
これからの帝王学 永田雅乙
YouTubeで紹介されていたので、気になって読んでみました。
これからの帝王学 永田雅乙
生活に困っている訳でもないのに、14歳から飲食業で働いていた著者。
「自分でお金を稼いでみたかった」
14歳でそんなこと言えます?
14歳の頃なんて、自分が働く事なんて頭の片隅にも無かったです。
そんな著者が14歳から働いて学んだ事・おじいちゃんから学んだ事。
人が笑顔になる事をする
まず人を笑顔にしなさい。人に喜んでもらいなさい。
色んな成功者が言っていますよね。
これって、例えばデスクワークの会社員だとお客様を直接笑顔にする事は出来ないし、、わかる様な…わからない様な…と感じる事もあると思います。
でもここで言われているのは、
とにかく自分と関わる人を笑顔にするっていう事。
上司や同僚と笑顔で接する。
ビルの掃除をしてくれる人に、荷物を配達してくれる運送便の人に、
エレベーターですれ違う他の会社の見知らぬ人に。
あー…って思いました。
「仕事をしながら、どうせ仕事をするなら自分と関わる人には気持ちよく仕事して欲しい」とずっと思っていました。
読んだ時、これで良かったんだなって思って気持ちが軽くなりました^^
帝王学の基本は人を笑顔にすること。
失敗を恐れず挑戦する
やはり前に進もうと思うなら挑戦しないと始まりません。
「失敗を恐れて行動出来ないことが、人生で一番の損失」としています。
精神科医の樺沢紫苑さんも、
「失敗を含めた経験が人生を豊かにする」と言っていました。
仕事をしていても、
初めての事は絶対に自ら率先しない人もいますよね。
他の人がする事になったら、どういう結果になるか遠巻きに見ている…。
結果が「成功」にならなかったら、
「あんなの上手く行かないよ」って批判だけはする。
でも批判しているだけの人は経験すら出来ていないんです。
挑戦した人は、失敗したとしてもその過程から学ぶ事が出来るし、
その経験を活かして次は形を変えて成功するかもしれない。
怖さを乗り越えて挑戦する・行動する。
大事ですね。
決断している意識を持つ
決断というと、大きなことを考えてしまいますが、
日常の小さな事に決断の意識を持つことが大切と書かれています。
例えば、機嫌。
ふとした出来事で気分が悪くなってしまったり。
大事なのは反射的に反応せず、どういう気分でいるかを自分で決めること。
無意識でしている選択を意識する様になると、
出来事に衝動的に振り回されなくなるし、
大きな決断も出来るようになる。
人は毎日3万回以上も何かを決断していると聞いた事があります。
小さな決断を意識する。
やってみようと思います。
シンプルで大切な事が詰まっている1冊
他にも、、誠実であることや
人脈を広げすぎず本当に大切な人を見極めること、お金のことなど
すごく分かりやすく書いてあります。
難しい書き方は無く、すらすらと頭に入ってくるように書かれています。
紹介させて頂いたポイントだけでなく、
たくさんの「シンプルで大切な事」が詰まっている1冊です。
わかっている様で理解しきれていない・出来てない事が、
すーっと入ってくる本でした。
おすすめです☆
Kako