仕事で経験・キャリアを積み重ねていく上で、どういう風にスキルアップしていけば良いか悩んだこと無いですか？
VSOPという言葉があります。
VSOPはキャリアにおいて、年代ごとに意識すべき事・求められる事の４つの言葉の頭文字を取ったものです。
この言葉が頭に入っているだけで、何となくでも今の自分がするべき事や求められている必要なスキル、将来向かう方向性が見えてくるんじゃないかなと思います。
キャリアシーンにおけるVSOP
この言葉を知ったのは10年くらい前 2013年頃。
ちきりんさんのブログで知りました。
それからVSOPという言葉は常に頭にありますね。
それなりに意識してきたつもりです。
【V・S・O・P】
【V】20代：Vitalityバイタリティ
【S】30代：Specialityスペシャリティ
【O】40代：Originalityオリジナリティ
【P】50代：Personalityパーソナリティ
【V】20代：Vitality
【V】20代：Vitality バイタリティ
20代は 成長力・気力・エネルギーを活かしてどんどん行動・挑戦する！
この時期は色んな事を経験して知見を広めたり、自分の適性を知ったり、色んな人と交流する。
積極的に活動する事で、
思ってもいなかった自分のスキルや新たな興味を発見できる可能性もある。
20代の自分なんてまだまだ未開拓。
失敗や新しい事を恐れずに積極的に行動しよう！
【S】30代：Speciality
【S】30代：Speciality スペシャリティ
20代の経験からある程度の得意分野や方向性が見えてきたら、
30代では専門性を高めていく。
決めた分野に関して追及して、知識やスキルを深めて行く。
これに関しては人に負けない、
これについては自分に聞けば解決出来る！を目指していく。
自分は何の専門家になるのか？
ここを意識して極める。
【O】40代：Originality
【O】40代：Originality オリジナリティ
専門性が身に付いても、
同じ様な人がたくさんいればせっかくの専門性も埋もれてしまいます。
専門性を持った人は後から後から出てきます。
人と違うものがなければ勝負出来ませんよね。
40代は、知識やスキルもそうですが、
「あなた」が選ばれる理由
「私」にしかないオリジナリティ
を見つけて差別化を目指す。
その為には、自分の専門分野だけでなく他の物事にも目を向けたりして、
自分の深みや個性を出していく必要がありそうです。
【P】50代：Personality
【P】50代：Personality パーソナリティ
50代のパーソナリティ。
ここはすごく大切なんじゃないかと思います。
人間性の部分ですから、
もちろん50代になってから磨くのではなくて、
ここは20代からベースとして磨き続けないといけないんじゃないでしょうか。
一見成功した人でも、
パーソナリティの部分が疎かになればどんどん人は離れていきます。
「人を大切にしなければ成功は一時で終わる」
「家族や関わる人を大切にしない人は仕事がうまく行かなくなる」
っていう話は色んな人が言っています。
人として信頼出来ない人とは一緒に仕事したくないし、
取引もしたくないですよね。
最終的に一番大事なのはパーソナリティ
だと思っています。
VSOPはきっちり年代で分かれている訳でもない
20代、30代、40代、50代で分かれていると理解しやすいですが、
ちきりんさんのブログで紹介されている本
「自立人間のすすめ VSOP人材論/脇田保」では、
【Ｖ】20歳～35歳
【S】27歳～42歳
【O】35歳～50歳
【P】42歳～57歳
の様に分かれています。
年代の後ろが延びている感じです。
こっちの方が自分的には現実味がありますね。
実際に活力が出てきたのって、20代後半からでした。
20代前半からエンジン全開な人は少ないんじゃないかな？
みんな色々迷う時期もあるでしょうから。
昔は定年が55歳でしたが、
今では60代の人もバリバリ仕事しているから、
VSOPも更に後ろに伸びているかもしれません。
今自分はどこにいるのか
今自分はどこにいるのか？
を意識するだけで、この先の方向性や
どう努力して行けば良いかの参考になりますね。
VSOPは指標としてとても分かりやすいと思います。
VSOPは今からでも☆
今更VSOPを知っても手遅れだと思った人！
そんな事ありません☆
【P】Personality は
今この瞬間も磨けます！
もちろん程度はありますが、
【V】【S】【O】もいつからでも磨けると思います。
年齢で諦めない気持ちと、
昨日の自分より進歩するっていう目的なら。
自分以外の誰かに勝つのは難しい事もあるかもしれませんが＾＾
今日より明日が、今年より来年が良くなるように
進歩して行きましょう☆
では！
Kako
