「40歳の壁」これからという人も、丁度今壁の前に立っている人も、長い間分厚い壁の中に埋まってしまっている人もいると思います。
人生半分の所に来て、自分はどこに向かっているんだろう。
「40歳の壁をスルッと越える人生戦略/尾石晴」
人生後半の目標の軸をどこに持って行けばいいか、大きなヒントを貰えます。
Contents
みんな読みたい！40歳の壁をスルッと越える人生戦略
さて。
私は今44歳。
40歳の壁をスルッとは越えていませんが、壁を抜けようとしている最中です。
「40歳の壁をスルッと越える人生戦略 / 尾石晴」
読みたくて図書館に行ってみたのですが、
7冊の本に対して現在80人待ち…
1人2週間借りるとして…
そんなに待てん。
結局早く読みたくて買ってきてしまいました＾＾
この本、読みたい人がたくさんいるんですね！
40歳前後の年齢の人はやっぱりこれからの人生に思いを巡らせるのかもしれません。
とても共感できる内容
40歳。
これまでと同じ事を積み重ねて行くのか。
思い切って軌道修正して行くのか。
大きな選択をする年代なのかもしれません。
仕事・子育て・夫婦関係・パートナーシップ
色んな方向から「40歳の壁」が書いてあります。
メインはこれからの人生戦略なので、
働き方や仕事の事になるかな。
読んでみると共感できる事がすごく多い！
これ、まさに少し前の私が感じていた事！って！
人生に必要な要素を満たすために裁量権を持つ
何が満たされていたら幸せって感じるでしょうか。
本書では幸せの土台となる３つの要素を
「お金・つながり・健康」として
その3つを満たす働き方にシフトしていく方法が書かれています。
この「お金・つながり・健康」はまさに考えていた事ですね。
３つの要素は全て時間に深く繋がっているものとも感じていました。
お金は時間だし、人間関係も時間、健康だって時間の使い方で変わってきます。
なので自分にとっては
「お金・繋がり・健康・時間」でしょうか＾＾
３つの要素を満たすためには、
自分が裁量権(コントロール権)を持てる仕事であること
としています。
誰かの決めたルール・時間・賃金で働くと、３つの要素を満たす事が難しくなる。
特に「健康」に響いてきます。
ここもめちゃくちゃ共感出来ます！
会社員の時、一番堪えたのが「健康」でした。
仕事は好きだけど、この働き方を10年後も出来るかと考えたら多分出来ない。
それまでに倒れてしまう…。
今出来る事から始める
自分が裁量権を持てる仕事をすると言っても、
今すぐ独立しましょう！という事ではありません。
まずは自分の人生後半の目的を洗い出して、
芽が出る種を見つけることから。
最初は今の本業(会社など)で金銭的報酬を得ながら、
スキルや経験など金銭以外の報酬を得られる事にチャレンジして、
後々金銭的報酬に繋がる様にしていく。
その具体的な方法も書いて下さっていてとても参考になります。
また所々に説明の為の図があるですが、
これがまた分かりやすいんです。
スルスルっと頭に入ってきます。
「自分」を主語にする大切さ
「顧客」ではなく「自分」主語にする。
ここも本当に大切だと思いますね。
前述の「自分で裁量権を持つ」と共通しますが、
自分を主語にする事は
「顧客」相手だけでなく、「働く」という事においてすごく大事だと思います。
「誰かの悩みや不安を解決する事」に重きを置かない。
本当にそう。
相手がお客様でも、勤務している会社でも、一緒に働いている仲間であっても。
誰かの不便や困りごとを解決する為に自分を使うと、結局疲弊して続かなくなります。
自分を主語にした上で、
どんな人を顧客にしていくか、何を提供していくか。
それを探す考え方や方法も役に立ちます。
今どの年代にいる人にも
まだまだ４０代は遠いという人も、
今まさに壁の前に立っている人も、
40代は越えちゃったけどこれからの事でもやもやしている人にも。
どんな人にも役立つ内容だと感じました。
今何歳でも、読むのに早すぎることも遅すぎることもありません。
ご興味があれば是非読んでみて下さい＾＾
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